「S.sensing CS」を導入し、6か月間経過しました。
毎日3回実施していた薬品注入量調整業務が不要になり、他の業務を実施できるようになりました。年間では延べ540時間の削減になる見込みです。
また、汚泥排出量、PACに加え苛性ソーダの使用量、温室効果ガスの発生、マニフェスト管理作業、薬品発注受け入れ業務時間、全てが減っています。
この他、薬品費・汚泥処分費などのコストも減り、クリタの提供するシステム利用料を考慮してもメリットがでています。
表1 サービス導入による年間の効果(見込み)
項目 | 削減率・量 |
作業時間 | 540時間減 |
PAC使用量 | 36トン減 |
廃棄物(汚泥)量 | 36.7トン減 |
コスト | 年180万円減 |
温室効果ガス排出量 | 9.1トン減 (炭酸ガス換算) |
(ご参考) 温室効果ガス削減量の計算には以下の値を用いています。
・薬品使用量削減による炭酸ガス削減量 (出典は下記資料)
PAC :0.212トンCO2/トン
苛性ソーダ:1.303トンCO2/トン (97%固形品として)
資料:経済産業省 平成14年度「環境調和型水処理技術ガイドライン調査報告書」p.18