Kurita Dropwise Technologyの適用により、大きな初期投資なく蒸気原単位が13 %削減でき、省エネルギーにつながりました。
また、黒液エバポレータの濃縮に使用した蒸気のドレンは、従来鉄濃度が高く、ボイラ給水として使用できない水質でしたが、Kurita Dropwise Technology適用後は本技術が併せ持つ汚れ防止効果により、徐々にドレンの鉄濃度が低下し、ボイラ給水として再利用することができる水質になり、熱回収による省エネルギーも実現できました。
図4 蒸気原単位の削減
2019年度省エネ大賞「資源エネルギー庁長官賞」を受賞しました
今回紹介したお客様の事例など、本サービスを適用し省エネルギーを実現した多くの取り組みとその技術を評価いただき、一般財団法人省エネルギーセンターが主催する「2019年度省エネ大賞」において「ドロップワイズテクノロジーによる熱伝達率の向上」が「資源エネルギー庁長官賞(製品・ビジネスモデル部門)」を受賞しました。クリタの「省エネ大賞受賞」は2017年度の「ドリームポリマー」以来2回目です。
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